SSブログ

Optimum compromise [何か、とりとめなく・・・]

さて、こうして海外に居ると、結構考える時間があります。
落ち着いて自分を振り返る良い機会じゃないかと思っています。

私のブログはもうかなり長い事続けてきましたが、日記を書くのが苦手な私がこれほど続けるとは、始めた当初は思いもしませんでした。
ずっと続けられている要因は「基本的に書く気になった時だけ」「主にチャリのネタだけ」書くと決めているからかも知れません。
時には3ヶ月に一度とか、長い時だと1年以上休止することもありましたけどね。。。

しかし、こうして改めて考えていると、やはり気が乗った時だけ書いているために記事にとりとめが無く、思っていることの断片的な部分しか書いてない事が多いんだな。
まあブログなんてそんなものなんだろうけど。


さて今日の本題です。
あなたはこんな経験ありますか?
例を取るほうが分かり易いので、みんなが大好きな、ダニエルで距離を飛ぶとしましょう。

今のベストな飛び方から、さらに上を目指してフォームを見直します。
ひざをもっと曲げてみたり、ペダルをもっと上げてみたり、腰の位置を変えてみたり、、、
で、やってみると上手く力が入らない、ペダルが重く感じて漕げない、ダニエルのバランス点が狂ってしまう、、、ということが起きて中々上手くいかず、
最終的に元々の自分のベストの飛び方が一番飛べる!
・・・という、悲しい結論に達する。

私はいっぱい経験あります。何故かというと、
1)筋トレをしない
2)チャリのセッティングを変えない
・・・からだと思っています。

フォームを変えると、今まで使ってない体の位置で力を発生させる事になります。
当然、満遍なく体の筋肉を鍛えている訳ではないので、今まで使っていなかった筋肉はすぐには力を発揮出来ません。
体を大きく動かすようにしたつもりが、その体勢で十分な力を出せる筋肉が備わっていないために、結果的に上手くパワーを伝え切れない。
よく「足首を返す!」と言うことに注目している方に会いますが、それを実現するためにふくらはぎの筋肉を鍛えようとしている方はどの位いるのだろうか。

そして、当然ですが、フォームが変わるのだから快適だと感じるハンドルやレバーの角度、ステムの長さなども変わるはずです。

慣れ親しんだそれらを変更するのは、勇気がいるかも知れません。

でも、必要な筋肉を付けず、セッティングの変更をせず練習を続けると、自分が快適に飛べるフォームに必ず収束していきます。
それがその条件での「最適解」だからです。
で、初めに書いた経験に陥る訳です。
でもそれは「妥協の最適解」です。

フォームを変えてみたら、どうも腕に負担が掛かってしまって、、、とか、ある部分の関節が痛くなってしまって、、、とかで、やっぱり戻してしまう事は多いと思いますが、実は上達の扉を自分で閉めてしまっているのかも知れません。

実はそれらの症状は、そのフォームを実現するにはもっと腕の筋肉を付けないといけませんよ。とか、ポジションを見直さないと駄目だよ。とかいうシグナルなんだろうな、と思います。


前の記事にも書いた通り、私は動きを実現するのに必要ないくつかの筋力が足りない。
今まで、「乗っていればそのうち付くだろう」と思っていましたが、
それをフォームを意識せず漫然と乗ると、上記の通り自分の楽な所に収束してしまう。

そういうことを含んだ記事を、前回の記事で書きたかったはずなんだと、改めて思い直したので書いてみた。

でもだいたい、またその時の気分で書くんだろうな。
でも、だから書き続けられるんだろうな。。。
つまりこれも「妥協」=「Compromise」なわけだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Vice versa理想のVブレーキ(その4) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。