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理想のVブレーキ(その1) [エンヂニアりんぐ]

私の趣味の一つの工作ですが、今までいろいろ作ってきたけど
昔から作ってみたいな〜と思っていたものがありました。

それは、トライアル用のVブレーキ。

Vブレーキというのはお手軽で壊れず、耐久性が高い、
適当に組んでもそれなりに効くという良さはあるものの、
特にトライアル用に設計されているわけでは無いので、
効きやタッチやシュー離れなどは普通にセッティングしただけだと70点位かな。


実際、元々はお手軽にという意図でVブレーキにしたのに、色々工夫(苦労?)して
何とかVブレーキを最高のブレーキにしようとしてる人は多いと思う。

私も昔は色々やりました。
ブレーキアーチ、レバーは一通りは試したし、台座を自作したりもしました。

↓昔作ったアダプター。この当時はなんとAvidのUltimateを使ってた(贅沢!)
2644698.jpg

でも、いつしかどうでも良くなり、こだわりが無くなってました。
(適当に組んでもそれなりにセッティング出来るようになったのもあるが)

ということで最近は安いデオーレに、既製で売ってるアダプター、
という組み合わせで、ほどほどに使えればまあ良いかってノリでした。

ちなみに、デオーレを安物と馬鹿にするなかれ。現在市場で手に入るVブレーキでは最高です。

AvidのUltimateには致命的な欠点がありオススメしません。
ピボットにベアリングが入っているのが最大の売りですが、最大のアキレス腱でもあります。
このような小さな軸に入るベアリングの球は非常に小さく、耐荷重が低いので、
トライアルで使うと壊れます(涙)

特にトライアルではベアリングに大きなアキシアル荷重が掛かるので、
Ultimateや、最近出たRIDEAの小さなベアリングが入ったヤツでは
恐らく長期的な使用に耐えられません。

XTRは、ここのベアリングはスラストベアリングを使ってます。
さすが、良く考えられているなあと関心します。

しかし、シマノのパラレルリンクは(XTRでも)ガタが大き過ぎて使えません。
ということで、最もトライアルに適したVブレーキはデオーレというわけです。

しかしながら、じゃあデオーレがベストかというと、そうでもありませんね。。。
「あるものの中ではベター。」が正しい、かな。

長くなるので(その2)に続く。
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コメント 2

おべ

引っ張り方にワクワクします。RIDEAとかにもニードルベアリングで合うサイズあれば入れ替えで良くなったりとか可能性あるんですかねぇ?


by おべ (2013-07-22 08:16) 

yo!C-Biketrial

おべさん>
Vブレーキはラジアル荷重はあまり掛からないので、
ニードルベアリングを入れてもそれほど変わらないかも知れません。
耐荷重が上がるのは良いかもしれませんが、、、

あと、たぶん合う規格のものは無いと思いますよ。
by yo!C-Biketrial (2013-07-23 00:31) 

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